渡航のテクニック

海外旅行を安く、確実に予約をとる方法と海外旅行保険を申し込む時期

海外旅行に行く時には何日前くらいから準備を始めますか?

年末年始やゴールデンウィーク、お盆休みの期間などは、旅行を計画する人が多いため、予約を取りにくくなってしまいますよね。海外旅行へ行くためには、航空券やホテルの予約、海外旅行保険などの準備をしてから出発することになります。

ここでは、海外旅行はどれくらい前から準備したら良いのか、また、最長で何日前から予約が可能で、最短で何日前までに予約すれば良いのかについてもご紹介したいと思います。

■もくじ(ページ内リンク)

海外旅行を確実に予約するために

それでも予約が取れなかったら1カ月と1週間前にチェック

少しでも安くするための方法

海外旅行保険はいつから申し込みできる?

海外旅行を確実に予約するために

海外旅行へ行く際に希望する航空券やホテルを確実に予約するにはどうしたら良いのでしょうか。それはなるべく早く予約を取ることが一番です。

ですが、予定が確定してから予約を取ることを考えると、あまりにも早く予約することは難しいですよね。また、旅行代理店の旅行商品は一般的に発売時期が決められています。ゴールデンウィークやお盆休みの旅行商品は、一般的に2月ごろに発売されることが多く、年末年始の旅行商品は8月ごろから発売され始める傾向にあります。

原則、旅行に行く3ヶ月ほど前から予約をすると良いとされていますが、ピーク時などの人気の旅行先への旅行商品は完売してしまっている場合もあります。

旅行会社によっては、旅行商品が発売される前に、事前予約を受け付けてくれることもあります。旅行商品が発売されてすぐに事前予約をしている人から優先的に旅行の予約を取っていくため、発売とともに完売してしまう商品も多くあります。

事前予約をしていても、予約が確定されているわけではないため、注意が必要です。事前予約を受け付けている時期や旅行商品の発売時期などは、旅行会社によって変わってきますので、なるべく早めに数社の海外旅行代理店に問い合わせることをオススメします。

それでも予約が取れなかったら1カ月と1週間前にチェック

旅行代理店が販売している海外旅行商品は、基本的に航空会社から確保できる座席の数に応じて、予約を取っている形になります。そのため、飛行機が出発する数ヶ月前の時点では、すべての座席が旅行会社に配分されているわけではなく、暫定の数で振り分けているということになります。なぜなら、飛行機が予定通りに飛ぶには、天候や社会の情勢など様々な条件がそろう必要があるからです。

また、海外旅行の予約をしている人も事前に確保しておこうという気持ちで予約をしています。海外旅行のキャンセル料金は、40日から1ヶ月ほど前から発生することが一般的であるため、前もって予約しておき、急遽予定が入ってしまった場合には、キャンセル料金が発生する日を目安にキャンセルすればいいと思っている人もいると思います。そのため、一度満席になってしまった航空券や、完売してしまった旅行商品は、出発1ヶ月前になるまでは空きが出にくいということになります。

このことから、出発の1ヶ月前を過ぎた頃に空き状況を確認すると、キャンセルによる空きが出ていることもあります。また、出発の1週間前くらいになると航空会社も空席を作らないために、旅行会社に配分せずに確保していた席を解放していきます。海外旅行を事前予約する余裕がなかった場合にも、キャンセルが出やすいタイミングや航空会社が席を解放するタイミングを見計らって再度確認すると予約が取れる場合もあります。

少しでも安くするための方法

パッケージツアーとホテル、航空券を別々にとるのとはどちらが安いかチェック

海外旅行を予約する際には、旅行代理店でパッケージツアーを予約する方法や航空券とホテルを別々に予約し、現地でも自由に観光する方法などがあります。パッケージツアーの場合には、航空券やホテルの料金もツアー料金に含まれているため、手間が少なく、お得に予約することができます。パッケージツアーのプランによっては、空港からホテルまでの送迎がついている場合や、添乗員がついていて、現地の観光案内をしてくれる場合もあります。航空券とホテルだけがセットになっていて、現地では自分で行動するフリープランの商品もあります。航空券とホテルを別々に予約する場合には、それぞれ安く抑えられる方法で予約する必要があります。

別々にとるなら深夜便、早朝便がおすすめ

航空券を安く予約するには、早朝や深夜に出発する便を選ぶことです。早朝に出発する便だと、空港までの行き方や距離によっては、前日の夜から空港に到着している必要があります。深夜に出発する便では、基本的に日をまたいでの出発になりますが、前日の航空会社の受付終了時刻までに搭乗手続きをする必要があります。航空券に書いてある日時は、出発日時であり、チェックインするのは、前日の夜になるため、注意が必要です。また、同日の航空券であれば、出張へ行く会社員が午前の航空券を購入する関係から、午前よりも午後に出発する航空券の方が、比較的安い値段設定になっていると言われています。

他にも、航空券代を安く抑えるために、行き先によって航空会社を変える方法があります。

航空券をとるのは平日にしよう

土日には、平日に比べ、航空券の金額が高く設定されている場合がありますので、なるべく平日にインターネットなどを通じて航空券を手配することをオススメします。

ホテルの料金はサイトを比較とホテルのホームページで安い方を

海外のホテルを安く予約するコツは、様々なサイトを比較して、より安いところで予約することです。宿泊したいホテルが決まっている場合には、そのホテルのホームページから直接予約する方法もあります。サイトを経由せず、直接予約した方が安く済む場合もありますので、日本のサイトで予約する前にチェックしてみると良いと思います。

ホテルを予約する際には、キャンセル規定にも注意する必要があります。利用するサイトによって何日前からキャンセル料が発生するか変わってくる場合がありますので、予約する際にはしっかり確認してから予約することが望ましいです。また、利用日の直前になると宿泊費が安くなる可能性があります。ホテル側も空室を作りたくないという理由から、数日前になって空きがある場合は、価格を下げてくることがありますので、宿泊する直前に予約をするのもお得にホテルに泊まるためのひとつの方法です。

海外旅行保険はいつから申し込みできる?

海外旅行に行く前には、航空券やホテルに加えて、海外旅行保険の準備もする必要があります。海外旅行保険は、旅行代理店を通じて手配してもらえたり、インターネットからもお得に加入できるため、ホテルや航空券の手配をするときに一緒に準備しておくことをオススメします。

保険会社によって異なりますが、インターネットで契約する海外旅行保険は、出発の45日前や3ヶ月前からご出発当日まで契約することができます。出発当日に空港で加入することも可能ですが、値段が高く設定されていることが多いです。海外旅行保険の補償適用期間は、出発当日に自宅を出た時から、帰国日に自宅に帰るまでの間なので、空港で加入した場合には、補償期間が短くなります。

また、海外旅行保険の保険料を最も安く抑えられる方法は、インターネットで加入することです。インターネットから海外旅行保険を契約していただくと、書面での契約よりも保険料が安くなるケースが多いです。ただし、インターネット契約の場合は、渡航目的、渡航期間によっては契約できない可能性があります。渡航期間が31日を超える場合はインターネット契約できない保険会社も出てきます。

契約をお急ぎの方は海外旅行保険比較サイト「i保険」短期渡航ページをご覧ください。

他にも持っているクレジットカードに付帯されている海外旅行保険を利用する方法もあります。しかし、クレジットカードによっては旅行費用を該当のカードで支払わないと利用できない「利用付帯」のカードもありますので、注意が必要です。クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の補償内容だけでは、不十分なことも多いため、事前に補償内容も確認しておくことをオススメします。

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この記事を書いた人

伊藤菜央(株式会社アイ・エフ・クリエイト 保険コンサルタント) 2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)