フランスのワーキングホリデービザ申請に必要な書類【長期ビザ申請書】

フランスへ長期間滞在される場合、さまざま書類が必要となります。ワーキングホリデービザの申請は、在日フランス大使館のビザセクションで行われています。必要な書類を準備の上、予約日になったら、ご本人で直接大使館のビザセクションへ提出しましょう。

まずは、ワーキングホリデービザ申請に必要な書類と、長期ビザ申請書の記入方法をご紹介いたします。

■もくじ(ページ内リンク)

ビザ申請に必要な書類の準備をする

「長期ビザ申請書」の記入について

ビザ申請に必要な書類の準備をする

フランスのワーキングホリデービザ申請に必要な書類は下記の通りとなります。

・長期ビザ申請書

・証明写真

・パスポート

・申請動機作文

・滞在中の計画書/履歴書

・残高証明書

・ワーキングホリデービザ宣誓書

・健康診断書

・海外旅行保険加入証明書

ワーキングホリデービザの募集要項は、年度ごとに発表されます。ビザ申請の際には、必ずご自身で募集要項を確認し、書類の準備を進めましょう。提出した書類に不足があっても、後日の提出は認められていません。必要書類に不備や不足のないよう、細心の注意を払ってください。

ワーキングホリデービザ申請に必要な書類のリストは、在日フランス大使館のホームページ上でダウンロードできます。

※年の初め(1月・2月頃)にワーキングホリデーでの渡航を検討している場合は、その年の募集要項が発表される時期にご注意ください。例年、発表の時期はまちまちです。

https://jp.ambafrance.org/2017%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9B%E3%83%AA%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B6(在日フランス大使館「2017年ワーキングホリデービザ」)

「長期ビザ申請書」の記入について

ワーキングホリデービザ申請に必要な「長期ビザ申請書(フランス語)」の書き方について、項目ごとにご紹介いたします(数字は書面の項目番号に当たります)。下記の情報をもとに、ご自身の状況に合わせてご記入ください。

長期ビザ申請書は、日本語での記入はできません。フランス語か英語のみとなっており、必ず手書きで記入する必要があります。また、鉛筆での記入は認められていませんので、ご注意ください。

長期ビザ申請書は、下記URLからダウンロードもしくは在日フランス大使館のビザセクションで入手できます。

https://jp.ambafrance.org/2017%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%9B%E3%83%AA%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B6#t-d620

◎「EMPLACEMENT DU TALON」(項目1上段):フランスへ入国する日を書いてください。「日/月/年」の形で記入 例:2017年8月23日→23/08/2017

 番号 項目 補足
1 名字
2 旧姓
3 名前 ファーストネームを記入
4 生年月日  「日/月/年」の形で記入
例:1998年3月21日→21/03/1998
5 出生地 都道府県名を記入
6 出生国 日本人であれば「Japon」
7 現在の国籍 フランス語で国籍を意味するNationalitéは女性名詞→日本人は「Japonaise」と記入
生まれた時の国籍が現在と異なる場合、項目⑦下段「Nationalité à la naissance si différente」に出生時の国籍を記入
8 性別
9 既婚・独身等の身分について
(当てはまるものにチェック)
Célibataire : 独身
Marié : 既婚
Séparé : 別居中
Divorcé : 離婚
Veuf(ve) : 死別、未亡人
Autre (veuillez préciser) : その他(正確な身分状況を記入)
10 未成年の場合  保護者の情報を明記
氏名/国籍/(申請者と異なる場合は住所も記入)
11 身分証明書番号 特に記入する必要なし
12 旅券の種類 一般の方であれば、「Passeport ordinaire」にチェック
13 パスポート番号
14 パスポートが発券された日 「日/月/年」の形で記入
15 パスポートの有効期限 「日/月/年」の形で記入
16 パスポートの発行機関 通常日本人であれば、外務省という意味の
「Ministère des affaires étrangères」と記入
17 現住所 例:4-11-44, Minamiazabu, Minato-ku, Tokyo, 1068514, JAPON
18 メールアドレス できればパソコンのアドレス
19 電話番号
20 国籍と違う国に住んでいる場合
(海外に住んでいるなど)
滞在許可証の情報を記入
21 現在の職業 学生→「Étudiant(e)」
会社員→Employé(é)」など
無職→「Sans」(なし)
22 所属している教育機関や勤務先の情報 会社または学校名・住所・電話番号
無所属の場合は記入不要
23 ビザを取得する目的 ワーキングホリデーの場合「Autre(à préciser)」にチェックし、その脇に「Vacances Fonctionnantes」(活動しながらの休暇)と記入
24 現地の受け入れ先教育機関及び勤務先の情報 名前・住所・電話番号 ワーキングホリデーの場合は基本的に記入不要
25 現地滞在中の住所 住居が決まっていない場合は、最初に滞在するホテルの住所でも可
26 フランスもしくはシェンゲン協定国へ入国する予定の日 「日/月/年」の形で記入
※一般的に、長期滞在ビザ申請用紙の一番上にある「EMPLACEMENT DU TALON」の日付と同日を記入する
27 現地に滞在する期間 ワーキングホリデーの場合は、「Entre 6 mois et un an(6ヶ月から1年)」にチェック
28 同行家族の情報 ワーキングホリデービザでは家族の同行は認められていないので、記入不要
29 現地に滞在する費用の賄い方 自分の貯金を使う場合→この項目の一番上の欄に「Épargne」と記入
その下の欄は奨学金に関わる内容なので、ワーキングホリデーの場合は「Non」にチェックを入れて残りは空欄
30 フランス国内に保証人がいるか 保証人がいる場合→「Oui」をチェックし、氏名・住所・電話番号を記入
31 フランス国内に家族が滞在しているか 家族がいる場合→「Oui」をチェックし、氏名・国籍・続柄・住所・電話番号を記入
32 過去のフランス滞在歴について 3ヶ月を超える滞在を過去にしたことがある場合→「Oui」をチェックし、滞在期間の日付・滞在目的・過去に滞在したときの住所を記入

◎最後に、署名日と署名を記入

・Lieu et date:署名場所と日付(例:2017年8月1日東京で→「01/08/2017 à Tokyo」)

・Signature:署名(パスポートと同じもの)

申請書類に不備などがあった場合、通常よりも1ヶ月程度審査に時間がかかってしまう可能性があります。時間がかかる上に審査が通らない可能性もありますので、細心の注意を払って準備してください。