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海外旅行保険の必要性

Point1:予期できないトラブル

海外旅行中、たとえ万全の注意を払っていても、事件や事故に巻き込まれる可能性はないとは限りません。また、健康に自信があっても、海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により、思いがけない病気にかかる可能性もあります。列車やバスなどの交通事故にも、いつどこで巻き込まれるかもわかりません。

こうした予期できないトラブルに備え、海外旅行保険には必ず加入しておくことをおすすめします。実際、海外旅行保険に加入していなかったために、病気やケガ、盗難被害などにより多額の損害を被った日本人旅行者は数多くいます。このような中、今や海外旅行保険は、海外旅行の必須アイテムのひとつとなっています。

各保険会社が提供するサービス内容に若干の違いはありますが、海外旅行保険に加入することにより概ね次のサービスを受けることができます。

病気やケガ(交通事故など)をされたとき

・ 診療費、入院費、緊急移送費など
・ 治療に必要な交通費や通訳雇入費用など
・ 入院後、通常の旅程に復帰するため、帰国するための交通費
・ 救援者(家族等)の渡航、宿泊費用

盗難や偶然の事故により携行品が損害を受けたとき

・ 各保険会社の定める範囲内での保険金のお支払い

旅行中にあやまって他人にケガをさせたとき(他人のモノを壊したとき)

・ 法律上の賠償責任を負った場合、その損害賠償金(個人賠償責任保険金額を限度)

航空機が遅れたとき

・ 航空機の遅れによって生じた宿泊費、食事代などの自己負担費用(但し限度額設定)

事故発生率

『2009年度海外旅行保険事故データ』(ジェイアイ傷害火災 調べ):事故発生率

2009年度の海外旅行事故発生率は3.03%

 2009年度は、33人に1人が何らかの事故・病気等に遭われ海外旅行保険を利用しており、4年連続の過去最高値となっています。(参考:2003年度2.56%)

携行品の盗難や破損の補償や搭乗便の遅延時の食事代など偶然な事故を補償する旅行事故緊急費用に代表されるように、海外旅行保険の役割が重大事故だけでなく、より多くの事故・トラブルを補償する方向になっていることから保険請求件数も増加し、併せて事故発生率も増加しております。

事故発生率

支払い項目別事故状況

『2009年度海外旅行保険事故データ』(ジェイアイ傷害火災 調べ):支払い項目別事故状況

海外旅行保険は、病気やケガの治療費に加え、携行品や手荷物遅延などの幅広い用途で利用されています。

 ケガや病気の治療費用や医療搬送費用を補償する「治療・救援費用」のご請求が約半数を占め、手荷物の盗難・破損を補償する「携行品損害」、偶然な事故での出費を補償する「旅行事故緊急費用」が続いております。

 2009年度は新型インフルエンザの影響で、「治療・救援費用」「旅行変更費用」の事故件数が増加いたしました。

以上から、海外旅行保険の最も重要な役割が、旅先での病気やケガの治療費の補償であることは変わりませんが、海外旅行保険の幅広い補償内容により、携行品や手荷物遅延などの幅広い用途で利用されていることがわかります。

項目 割合 前年比
1 治療・救援費用 45.6% 100.8%
2 携行品損害 35.3% 99.0%
3 旅行事故緊急費用 13.4% 93.9%
4 賠償責任 1.6% 89.9%
5 旅行変更費 1.2% 354.9%
6 その他 2.9% 107.0%
  100%  

支払い項目別事故状況

注) ① 「傷害治療費用」「疾病治療費用」「救援者費用」は「治療・救援費用」に含まれます。
     ② 「航空機寄託手荷物遅延」「航空機遅延費用」は「旅行事故緊急費用」に含まれます。

世界各地で、高額な費用を必要とする事故が発生しています!

海外では、日本と比べ医療費は高額になります。多くの国や地域では、救急車の出動が有料化されていますし、アウトバック(奥地)や海、山での不慮の事故に、ドクターヘリを利用するなど、救援にかかわる費用負担は意外に大きいもの。

また医療事情は日本とは大幅に異なり、「医療はビジネスであり、サービス業である」という考え方が一般的で、海外旅行保険に加入している等、医療機関に対して治療費の支払い能力の証明ができない場合は「全く治療が受けられない、または設備が整わない慈善団体の病院に回される」場合が多いようです。旅行先の医療事情を確認し、必要な補償をカバーする海外旅行保険にご加入下さい。


高額事故例(治療・救援費用対象分)

『2009年度海外旅行保険事故データ』(ジェイアイ傷害火災 調べ):高額事故例

高額事故上位

国や地域によって医療費の換算はまちまちですが、ジェイアイ傷害火災保険が2009年に支払った保険金のなかで、もっとも高額だった上位5ケースを紹介します。

順位・国名 事故状況 支払保険金
1:ニュージーランド
ニュージランド
吐き気・下痢を訴え受診。肝膿瘍・敗血症・腎不全と診断され30日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 20,420,089円
2:イタリア
イタリア
バス乗車中に気分の悪さを訴え病院へ搬送。脳梗塞と診断され16日間入院。医師が付き添い医療搬送。 10,700,688円
3:イタリア
イタリア
自転車搭乗中に転倒。肋骨・鎖骨の骨折と診断され32日間入院。医師が付き添い医療搬送。 10,672,124円
4:アメリカ
アメリカ
ホテル客室内で倒れているところを発見される。くも膜下出血と診断され38日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。(保険金額不足/別途自己負担あり) 8,693,480円
5:アメリカ
アメリカ
機内で激しい胸の痛みを訴え緊急着陸。冠動脈不全と診断され12日間入院・手術。家族が駆けつける。(保険金額不足/別途自己負担あり) 8,414,776円

高い搬送費用

救急車も高額!

日本では無料の救急車。しかし、海外の多くの都市では有料サービスとして提供されています。

(例)ロサンゼルスの場合

有料(公営・民営も):基本料金約31,000円~50,000円
以降走行距離1マイルにつき約1,300円加算、追加装備がある場合はその費用も加算

・	その他

ヘリコプター:約200万円
ヘリコプター:約200万円

専用機:約500~1,000万円
専用機:約500~1,000万円

定期便:約150~300万円
定期便:約150~300万円

海外での「困った」に、各保険会社がサポートサービスをご用意。

各保険会社が提供するサービス内容に若干の違いはありますが、主に次のサービスを受けることができます。

アシスタンスサービス

海外旅行中の不慮の事故や病気、トラブルに巻き込まれた時など24時間年中無休日本語対応してくれるサービスです。

医療サービスの主な内容

アシスタンスサービス

電話による医療通訳サービス

ケガや病気で医師の治療を受けたとき、電話による医療通訳サービス。

病院の紹介・手配

最寄の医療施設またはより設備の整った専門病院を紹介・手配。

医療情報の提供

医師・病院のご案内や日本語の話せる医師のご案内など医療情報を提供。

その他のサービスの主な内容

トラブル時の各種相談受付

現地の事情に精通した担当者による、日本語による事故・トラブルの相談・受付。

弁護士の紹介・手配

賠償事故を起こし、加害者として法律上の賠償責任を負った場合または被害者
として法律上の損害賠償請求をされる場合、現地の弁護士を紹介・手配。

パスポート、クレジットカード再発行援助

パスポートやクレジットカードの盗難や紛失の際の手続きについての案内。

その他●ご家族への連絡、●救援者の渡航・ホテルの手配、●捜索・救援機関の紹介・手配、●ご遺体の移送、●移送機関の手配など

例えば、ローマ(イタリア)で腹痛になった場合(ジェイアイ傷害火災保険の例)

日本語で対応、病院の紹介や手配をしてくれるので安心です!

日本語で対応、病院の紹介や手配をしてくれるので安心です!

キャッシュレスメディカルサービス

保険会社の提携する医療機関で、その場で費用を自己負担することなく治療を受けていただけるサービスです。お手元に現金がなくても、安心して治療が受けられます。

キャッシュレスメディカルサービス

『クレジットカ-ドに保険がついているから・・・』といって、安心はできません。なぜなら、「補償がない」「保険金額が低い」「適用に条件がある」「万一のとき、立替えが必要」等の不十分な点があります。 海外での治療費は思いのほか高額で、また万一の場合の搬送費用も高額になっています。

安心?

一般的なクレジットカ-ド保険の補償内容と保険金額

傷害死亡・後遺障害 500万円~5,000万円
傷害治療費用 0円~200万円
疾病治療費用 0円~200万円
疾病死亡 なし
賠償責任 0円~1億円
救援者費用 0円~300万円
携行品損害 0円~50万円

保険金額が低く、もしものときに
自己負担が生じるケ-スがあります。

カ-ドで旅行代金を決済しないと
適用にならない等
の条件があるカ-ドもあります。

例えばこんな時

留学先で、盗難に遭い犯人を追いかけて転倒、左足腿骨、頚骨骨折。入院・手術後、ご家族とともに帰国。 カード保険分は全て立て替えして、帰国後、保険金請求する。

治療費用¥3,270,000 カード保険¥1,500,000 自己負担¥1,770,000
救援者費用¥2,110,000 カード保険¥1,000,000 自己負担¥1,110,000自己負担合計¥2,880,000

健康保険では、海外での医療費についても支払われることになっています。その場合、海外でかかった病院から診療報酬明細書をもらって、社会保険事務所に提出すると日本の『診療報酬』に見合った額が払い戻されます。 しかし次のような理由により役立つケースが少ないのが実態です。

現地支払いができないため、どんな高額な医療費でもいったん全額立替払いをしなければならない。支払基準は日本国内の基準が適用となるため、100%支払われるとは限らない。請求書類には現地語の和訳を添付する必要があり、手続きに時間がかかる。救援者・賠償責任・携行品損害等の補償がない。

例えば、アメリカで盲腸になった場合 アメリカ 医療費(手術料含む)2,000ドル/約240万円-日本 手術の診療報酬は約18万円=自己負担合計¥2,220,000

国営医療サービス事業:英国のNHS

ナショナル・ヘルス・サービス(NHS)という居住者を対象とした健康保険制度があり、薬、歯科治療、メガネ以外の治療を無料で受けることができます。留学生でも12カ月以上滞在する場合はNHSに加入できます。治療の際は、NHSベースか、有料のプライベート・ベース(設備がよく、待たされない)のいずれかを選びます。 NHSに入っていても日本人医師の治療を受けるときにはプライベートベースとなるため、個人賠償責任や携行品損害まで幅広くカバーする海外旅行保険の方が便利です。

留学のための健康保険:オーストラリアのOSHC

オーストラリアに留学ビザで留学する場合は、OSHCに加入することが義務づけられています。 OSHCは、オーストラリアにおける留学生のための健康保険です。海外留学保険は、病院や医師の限定はありませんので、私立病院での入院・治療等でも対象となります。また、医療費だけでなく留学中に想定される様々なリスクを広くカバ-できます。 ワーキングホリデーの場合、OSHCに加入することはできません。

思いがけない「病気・ケガ」に伴う高額な医療費や、「トラブル」に備えて、
海外旅行保険のは欠かすことのができないマストアイテムとなっています。
補償内容をよく理解して、自分にあった海外旅行保険に加入しましょう。


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